適応障害とうつ病の違い

適応障害とうつ病の違い

こんにちは。ゆずぽんずちゃんです。
僕は今年の4月から会社を休職しているのですが、その理由は「適応障害」という病気です。

適応障害は、その症状が似ていることから「うつ病」と間違われることが多いです。

僕の場合もかかるまでうつ病のことだと思っていたし、周りに説明して理解してもらうのも苦労しました。

そこで、この記事では適応障害とうつ病の違いについてまとめます。

適応障害とはどういう病気か

厚生労働省では、以下のように定義されています。

適応障害は、ある特定の状況や出来事が、その人にとってとてもつらく耐えがたく感じられ、そのために気分や行動面に症状が現れるものです。
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_adjustment.htmlより引用

環境の変化や状況、ストレスに適応できず、そのストレスによって心身に何らかの症状がおき、生活に支障がでます。
環境の変化は、誰にでもあることなので、適応障害は誰にでもなる可能性がある病気といえます。

原因

上記で述べたとおり、環境の変化などからくるストレスが原因となります。
環境の変化はささいであっても、その人の性格・性質に折り合いが付かなければ、その人にとっては強いストレスとなり、適応障害を発症してしまうことがあります。

多忙な毎日でバリバリ働く人でも、それが平気な人もいれば、ストレスに感じる人もいる。
緩く楽な仕事でも、それが逆に苦痛であったり、仕事に問題はなくても人間関係でストレスに感じることがある。

つまり、その人その環境によって発症するかどうかが決まるということです。

症状

適応障害によって心身におこる症状にはさまざまなものがあります。
ストレスが溜まるとイライラしたり、逆に不安になったり、お酒やタバコの量が増えたりしますよね。
ですので「この症状が起これば適応障害だ」「適応障害はこの症状が必ずおこる」という決まりはありません。

適応障害でおこる症状例
・不眠
・不安
・抑うつな気分
・イライラ
・動悸
・吐き気
・便秘
・めまい
・ふるえ
・仕事や作業に集中できない
・考えにまとまりがなくなる
・ぼーっとする
・物忘れ

以上のような症状がみられます。
僕の場合は、上記のうちふるえ以外のすべての症状が少なからずありました。
今現在も不眠、動悸、めまいなどに苦しんでいます。

治療法

1.ストレス因除去

ストレス因の除去は、環境調整することです。
ストレスの原因を突き止めたうえで、負荷を軽減するための環境調整を行います。具体的には、ストレスを自認・開示(周囲の人に伝える)、
負荷軽減(仕事の軽減、退職・転職など)、体調管理(食事、休養、睡眠、健康チェックなど)、気分転換のような方法があります。

2.薬物療法

適応障害において、薬物療法はあくまで補助的役割ですが、不眠症状にはベンゾジアゼピン系の薬所謂睡眠導入剤、うつ状態に対して抗うつ剤、抗不安剤などを処方されることがあります。

 

うつ病とはどういう病気か

厚生労働省では、以下のように定義されています。

精神的ストレスや身体的ストレスが重なることなど、様々な理由から脳の機能障害が起きている状態です。
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_depressive.htmlより引用

脳がうまく働いてくれないので、ものの見方が否定的になり、自分がダメな人間だと感じてしまいます。
そのため普段なら乗り越えられるストレスも、よりつらく感じられるという、悪循環が起きます。

原因

うつ病がなぜ起こるのかという、その原因や発症メカニズムについては、まだはっきりしたことはわかっていません。
しかし、これまでの研究から脳の中で感情をコントロールしている物質(神経伝達物質)のバランスが崩れてしまうことが原因のひとつだと考えられています。

また、うつ病の発症には、もともとの性格や考え方の傾向、あるいは環境(ストレスの状態)なども深く関わっているといわれています。

症状

精神症状

・気が沈む。気が重い。
・今まで好きだったことが楽しめない。
・テレビを見ても、音楽を聴いても楽しくない。
・特に朝方は無気力で、何もする気が起こらない。
・仕事の能率が上がらず、何をするのもおっくう。
・人との会話・議論に集中できない。
・イライラしてじっとしていられない。
・お酒の量が増える。
・ボーッとして事故やケガをしやすい。
・自分の人生がつまらなく感じる。
・このまま消えていなくなりたいと感じる。

身体症状

・夜ぐっすり眠れず、朝早く目が覚める。
・食事が進まず、美味しいと感じられない。
・疲れやすく、身体がだるい。
・首すじや肩がこって仕方がない。
・頭が重い感じがする。頭が痛い。
・息がつまって、胸苦しい。
・ノドの奥に物がつかえている感じがする。
・性的な関心がうすれ、性欲が低下する。

治療法

うつ病の治療法は、一人ひとり違います。典型的なうつ病ならば薬物療法の効果が期待できます。
性格や環境の影響が強い場合は精神療法的アプローチや時には環境の整備が必要になります。
ほかの病気や薬が原因の場合は病気の治療や薬を変えることを考えなくてはなりません。

休職についても、休養が必要な場合とむしろ仕事を続けた方がいい場合もあってこの点でも方針はひとつではありません。
うつ病とひとくくりに考えて治療をうけるのではなく、うつ病にはいろいろあって、治療法もひとつではないことを知っておくことが大切です。
自分のうつ病と、ほかの人のうつ病は違うものであり、治療法も一人ひとり違っていて当たり前なのです。

 

共通点と違い

適応障害とうつ病に共通してみられるのは、上記に示したとおり、不安や抑うつ、焦り、イライラといった精神的な症状です。

この二つが異なる点としては、抑うつ状態の持続性です。適応障害は、ストレス因を除去することで抑うつ状態が緩和され、心に余裕が生まれますが、
うつ病はストレス因から離れても抑うつ状態が持続するのです。

 

まとめ

・適応障害は、環境の変化などからくるストレスが原因で、その人その環境によって発症するかどうかが決まる

・適応障害の治療法は、ストレス因の除去(環境調整)、薬物療法(補助的)

・うつ病は、感情をコントロールしている物質(神経伝達物質)のバランスが崩れてしまうことが原因のひとつ

・うつ病の治療法は、一人ひとり異なる。典型的なうつ病は薬物療法の効果が期待できる。

・適応障害とうつ病は、精神的な症状が似ている。

・適応障害とうつ病は、抑うつ状態の持続性の有無が異なる点である。

 

以上です。

なんといっても病院にいくのが最優先と考えます。

上記のような症状があったり、自覚がなくても他人に言われたりした人は、まず病院に行くべきです。

仕事や学校があったりするので、簡単ではないかもしれませんが、時間の経過とともに悪化していると考えてください。

病院については別記事で書くつもりです。

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